子犬を家族に迎え入れたけれど、トイレトレーニングができるか心配。
子犬のうちにトイレをマスターしないと、大人になった時に粗相をするわんちゃんになりかねません。
ワンちゃんが小さい今だからこそ、しっかりトイレを覚えてもらいましょう!
この記事を読むとわかること
- 子犬のうちにトイレトレーニングをしておくメリット
- 子犬がトイレトレーニングで失敗する理由
- 子犬のトイレトレーニングの方法
- おすすめのトイレトレーニングのサービスを紹介
子犬のうちにトイレトレーニングをしておくメリット
子犬のうちにトイレトレーニングをしておくメリットは、以下の3つです。
- 散歩に行けない時でも、自宅で排せつができる
- 将来ワンちゃんが介護やケガをしたとき、トイレに困らない
- 大人になってからしつけるのは大変
ひとつずつ解説しますね。
散歩に行けないときでも、自宅で排せつができる
トイレトレーニングをしておく最大のメリットは、トイレのために散歩にいかなくて済むことです。
トイレのしつけができてないと、台風や大雪などで外にでるのが危険なときでも、散歩にいかなければなりません。
そのほか、災害などで避難したときにトイレのしつけができていないと、ワンちゃんはトイレができずに体調をくずしてしまう可能性もあります。
また、トイレのしつけができていないワンちゃんの排せつにより、周りの人とトラブルが起こりやすくなるのです。
もし子犬のうちにトイレトレーニングができていれば、万が一の事態が起きてもペットシーツで排せつができます。
加えて、ワンちゃんのトイレのしつけがきちんとできていれば飼い主さんによる排せつのコントロールができるので、どのような場所でもマナーを守れますよ。
将来介護やケガをしたとき、トイレに困らない
トイレのトレーニングができていると、将来ワンちゃんが介護状態になったりケガをしたりしても、トイレに困ることがありません。
動物病院では、病状によって散歩に行けないワンちゃんもいます。
しかし外でしか排泄ができない場合、リスクは伴いますが外に散歩に行きます。
散歩のせいで病状が回復しにくくなることもしばしば。
室内でもトイレができれば、ケガや介護状態になっても安心ですよ。
大人になってからしつけるのは大変
子犬は、成犬に比べるとトイレトレーニングは比較的簡単にしつけられます。
一方、大人になるとトイレトレーニングのしつけをするのは大変。
家の中でおしっこの失敗を繰り返している場合、すでにおしっこの臭いが部屋にしみついている場合も。
それなら、外で済ませればいいんじゃない?
たしかにお散歩中にしているワンちゃん多いですね。
けれど散歩でおしっこさせるのは、マナー違反だと言われています。
30年以上前は散歩のときにスコップを持ち、うんちは土に埋めておしっこはそのまま何もしないという、散歩のスタイルが主流でした。
今ではお散歩のマナーが問題視されており、自治体によっては散歩前に排泄することを正式に推奨しています。
そのため子犬のうちにマーキングも含めた排泄行為を、コントロールできるようになることが重要です。
「排泄のコントロールってとても難しそう」と感じるかもしれませんが、しつけができていればコントロールは難しくありません。
子犬のうちにしつけを正しく行い、信頼関係が築けていれば問題行動に悩まされる心配もなくなるでしょう。
子犬がトイレトレーニングで失敗する3つの理由
子犬がトイレトレーニングで失敗する理由は主に3つあります。
- トイレの認識ができていないから
- トイレが体の大きさにあっていないから
- 粗相をしたときに、叱ったりリアクションを取ったりしたから
ひとつずつ解説しますね。
トイレの認識ができていないから
前提として、犬は最初ペットシーツを【トイレ】と認識していません。
そのためペットシーツを置いておけば、トイレを覚えるといった飼い主さんの誤った認識はトイレトレーニングの失敗へとつながるのです。
ペットシーツ以外に、マットや畳・お布団やお風呂のマットなどモフモフしている場所におしっこをしてしまうことは多々あります。
また布製品などは臭いが残りやすく、失敗した場所をトイレと認識してしまうことも。
トイレトレーニングが終わるまでは、モフモフしているものを置かないのも一つの手ですね。
トイレが犬の大きさに合っていないから
犬の大きさにトイレが合っていないと、失敗することがあります。
理由は小さすぎると、クルクル回ったときにペットシーツからはみだしてしまうからです。
トイレの大きさは、犬の2~3倍のサイズがあるものを用意しましょう。
粗相をしたときに、叱ったりリアクションを取ったりしたから
子犬が粗相をしたときに、叱ったり大きなリアクションを取ったりすると失敗の原因のひとつです。
犬は粗相をしたときに怒られても、理由がわかりません。
おしっこをしたから怒られたと感じてしまうと、バレないようなところに排泄するようになることも。
また怒られていると感じず「おしっこしたから遊んでくれた」と感じてしまう可能性があります。
基本、粗相してもリアクションなしで【無】を突き通しましょう。
子犬のトイレトレーニング4つのステップ
子犬のトイレトレーニングに難しい手順はありません。
4つのステップは、以下のとおりです。
- トイレトレーニングに必要なものを準備する
- 環境を整える
- 排せつのタイミングを見計らう
- トイレシーツにできたら褒める
ひとつずつ紹介しますね。
トイレトレーニングに必要なものを準備する
トイレトレーニングは、自宅に子犬が来たその日から始まります。
家族に迎え入れる前に、トイレトレーニングに必要なものを用意しましょう。
必要なものは、以下の4つです。
トイレトレーニングに必要なもの
- クレート
- ペットシーツ
- サークル
- おもちゃ
子犬の寝床に、クレートを使用します。
クレートの中は、子犬が安心して眠れるよう毛布などを入れましょう。
また、犬は本来あなぐらのような暗いところで寝ています。
寝かせるときは、タオルケットなどをかぶせてあげるとよいですね。
寝床をクレートにする理由はトイレとセットのケージだと、寝床とトイレを間違えやすいからです。
寝床とトイレは、別々に用意してください。
サークル内にはペットシーツを敷き詰めて【ペットシーツ=トイレ】と子犬に認識させることから始めましょう。
環境を整える
子犬のトイレトレーニングに必要なものを整えたら、お部屋の環境も整えましょう。
前章でも、子犬がトイレトレーニングで失敗する理由として述べましたが、犬はモフモフしたものをトイレと認識しやすい傾向があります。
もし家の中にカーペットやマットなどがあれば、トイレトレーニングが終わるまでしまいましょう。
環境を整えておけば、子犬は迷うことなくトイレを覚えられますよ。
排泄のタイミングを見計らう
子犬の排泄は、ある程度タイミングが決まっています。
子犬は人の赤ちゃんと同様おしっこの間隔が短く、だいたい2~4時間くらいの間隔で排泄します。
また以下の行動の後は排泄しやすいので、要チェックです。
子犬が排泄しやすいタイミング
- 最後の排泄から2時間以上経過し床の臭いをかいでいるとき
- ご飯を食べたり、お水を飲んだりした後
- 寝起きすぐ
- 遊び終わった後
子犬がソワソワし始めたり、床のにおいをかぎ始めたら排泄したいのかもしれません。
そのような場合は、ペットシーツを敷き詰めたサークルに扉から入れてあげます。
臭いをかいで排泄している最中に「ワンツー」などの声をかけてあげましょう。
毎回も声かけをしていると、声かけをすれば排泄するようになってきますよ。
まずは、子犬にトイレシーツの上でオシッコさせることがトイレトレーニングの第一歩です。
トイレシーツにできたら褒める
トイレで排泄ができたら、直後にたくさん褒めて遊んであげます。
この時に、オモチャを使ってたくさん遊んであげましょう。
【トイレの成功=良いことが起きる】とワンちゃんが認識できるくらい、大げさに褒めて遊んであげるのがポイント。
何度も繰り返すことで、トイレの成功率がどんどんあがってきますよ。
また成功したペットシーツは片づけず、そのままにしておきましょう。
自分の臭いがついていると、よりトイレと認識しやすいからです。
子犬が失敗しても絶対に慌てない
もしトイレの失敗をしても、慌ててはいけません。
「こらー!」とか「こんな所でしちゃだめでしょ!」と大きい声で怒るのはやめましょう。
感情を出さず、無になるのがポイントです。
慌てると、ワンちゃんが「かまってもらえた!」と勘違いすることも。
犬の嗅覚は人の3,000~10,000倍といわれています。
臭いが残らないように中性洗剤をつかって、拭いてから消臭スプレーをして対処しましょう。
おすすめのトイレトレーニングしつけサービス
ワンちゃんのトイレトレーニングは最初の2週間が肝心です。
様子を見ていれば、いつかトイレできるようになるかな?と楽観的に考えていると、家じゅうおしっこ の臭いが充満するなんてことも。
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子犬のころにトイレトレーニングを終わらせよう
子犬のトイレトレーニングは、自宅にきてから2週間が勝負です。
子犬である今、トイレをマスターしましょう。
今回の記事で分かったこと
- 子犬のほうがトイレトレーニングは比較的簡単
- トイレを覚えておけば将来介護やケガなどで散歩にいけなくなっても自宅で排せつできる
- 部屋にトイレと勘違いしそうなモフモフした物をおかない
- 排せつをしたくなるタイミングにトイレに連れていき、成功したらすぐに褒めて遊ぶ
- トイレを確実にマスターするには、イヌバーシティがおすすめ
トイレを成犬になってから覚えさせるのは、一苦労です。
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