
こんにちは。のりことマロです。
今日は、しつけの中でも最初にするトイレについてお伝えします。
トイレといっても飼い主がきちんと教えてあげないと、犬はトイレをどこでするのかわかりません。
ワンちゃんがトイレをおぼえてくれないと、飼い主にとって大きなストレスになります。
私も初代犬モモが、トイレの粗相をするたびにイライラしてました・・・。
でも、それはモモだけのせいではなかったんですよね。
本記事ではワンちゃんと快適に暮らすためにも、大切なトイレのしつけについてお話しします。
今回の記事でわかること
- 室内でトイレをするメリット
- トイレのしつけに必要な期間と準備
- トイレのしつけを3ステップでご紹介
- 犬がトイレに失敗したときの対処法
トイレのしつけを簡単にする方法を、3つのステップで紹介しますね!
犬のトイレはしつけが大切!室内でトイレをするメリット


子犬を迎えたら、最初の大切なしつけがトイレです。
オシッコやウンチなど排泄は生理現象ですので、いつするかわかりません。
昔は外で飼っているワンちゃんも多く、トイレのしつけを必要としない家庭も多かったはずです。
しかし、現代では室内犬も増えていますし、以前よりもお散歩のマナーがより厳しくなりました。
犬の室内でのトイレは、トイレシートにすることをおぼえさせます。
今はトイレの時は外に連れ出しているというあなたも、トイレのしつけが成功するとメリットがたくさんありますよ。
天気の悪い日や長時間の留守番も安心
ワンちゃんがトイレを散歩中など外でしかできないと、とても大変です。
- 天気が悪くても必ず外にいかなければならない
- 犬が病気やケガでも連れ出さないといけない
- 飼い主の体調が悪くても散歩が必要
- 飼い主が長時間の外出時は我慢をしないといけない
このように、犬も飼い主も不便な生活になってしまいます。
室内でトイレシートに排泄ができるようになると、お留守番も安心です。
あなたとワンちゃんが快適に過ごすためにも、トイレのしつけはとても大切なのです。
ドッグカフェや旅行などで困らない
ワンちゃんとの生活では、一緒にお出かけをするのも楽しみのひとつですよね。
おしゃれなドッグカフェや家族での旅行など、犬と一緒にいける場所も増えています。
安心して楽しむためにも、トイレのしつけをちゃんとしておきましょう。



私は、マロと一緒にカフェや旅行も楽しんでいます。
また万が一、災害などで被災することになった時もトイレのしつけができていることは、とても重要です。
犬と飼い主だけの問題ではなく、一緒の空間に避難しているまわりの人に迷惑をかけることもありません。
いつかくる老いのために
最初は実感がありませんが、飼い主も犬も年月とともに必ず老いていきます。
子犬だったワンちゃんが、時間とともに介護が必要な時がやってくるのです。
その時にトイレシートで排泄ができたら、ワンちゃんも快適で飼い主の負担も減ります。
また飼い主が老いて、毎日の散歩が難しくなっていく場合もあるでしょう。
そんな時も、室内でトイレがきちんとできたら心配がなくなります。
犬のトイレのしつけは簡単?必要な期間と準備


犬のトイレのしつけは、簡単にできるワンちゃんとなかなかできないワンちゃんがいます。
トイレといっても飼い主が教えてあげないと、犬には何がトイレなのかわかりません。
トイレのしつけをする前に始めるタイミングと準備するものについて、解説します。
トイレのしつけを始めるタイミングと理由
食べることと同じく大切なトイレですが、しつけはいつから始めるのがいいのでしょうか?
答えは「家にワンちゃんを迎えたとき」からです。
家の中のいろいろなところで排泄をしてしまうと、匂いがついて後からしつけが大変になります。
犬はオシッコの匂いがするところがトイレだと思って、同じ場所で繰り返し排泄をしてしまうのです。
そのため、ワンちゃんが家に来たら、まずはトイレのしつけを行います。
なかには、しつけを始めてから2〜3日でおぼえるワンちゃんも。
犬の性格や環境によっても、期間は変わります。
しつけ期間は、長くても1ヶ月くらいを目安にしておきましょう。
トイレは子犬のときのしつけが大切ですが、成犬でも遅いということはありません。
しつけの仕方は基本的には子犬と同じです。
飼い主が根気強く行うことで、できるようになりますよ。
しかし、なかなかうまくいかない時は、早めに専門家に相談することをおすすめします。
トイレのしつけで準備するもの
犬に「ここがトイレだよ」と教えるために、最低限準備するものは2つです。
- トイレトレー
- トイレシート
それぞれ、いろいろなタイプのものが売られています。
犬種やサイズ、雄、雌によっても用意するものが変わります。
ワンちゃんに合わせて選んでくださいね。
トイレシートについて詳しくは、今後記事にしますのでしばらくお待ちください。


トイレを失敗しない環境づくり
犬のトイレのしつけで大切なことは、失敗しないようにすることです。
そのための環境を、整えてあげましょう。
家の中でどこをトイレにするかは、飼い主にとっても重要なことですよね。
最初に子犬を迎えたら、ケージの中にトイレを準備をしてあげます。
犬はきれい好きな生き物ですので、ケージの中には寝床とトイレをちゃんと区別してあげてください。
また犬がケージの中は安心な場所と思うことで、トイレがしやすくなります。
まずはケージでトイレのしつけを行い、ちゃんとおぼえたら本格的なトイレの場所を決めます。
犬が排泄をする時は無防備な状態になりますので、トイレの場所によっては粗相の原因になります。
- 部屋の隅
- 浴室近くや洗面所など
ワンちゃんが落ち着く安心できる場所を、家の中で選んであげてくださいね。



トイレは、ゆっくりできるところにしてね。
また犬は草の上など、柔らかいところで排泄をしたくなります。
トイレをおぼえるまでは部屋の中に、柔らかいクッションやマットなどは置かないようにしましょう。
犬のトイレはしつけが大切!簡単にできるようになる3つのステップ


犬のトイレのしつけは、ワンちゃんも飼い主も快適に過ごすために、とても重要です。
犬がトイレを失敗しないようにするには、飼い主が犬のトイレをコントロールします。
そのための基本的なしつけは、以下の繰り返しです。
- 遊ぶ
↓ - 排泄をしたい
↓ - トイレにいく
↓ - 排泄
↓ - 褒められる
↓ - 遊ぶ
こうして犬が成功体験を増やしていくことで、決まった場所でトイレができるようになります。
最初はこのプロセスを、飼い主が誘導してあげることで、犬はおぼえるのです。
トイレは一度おぼえてしまえば、どんな犬でもちゃんとできるようになります。
最初が肝心なトイレのしつけについて、3つのステップでお伝えしますね。
トイレのしつけを簡単にする3つのステップ
では、ひとつずつ解説をします。
トイレのタイミングとサインを知る
犬がトイレをするタイミングやサインを知ることが、しつけ成功の鍵ともいえます。
トイレをするタイミングはこちらです。
1.食事のあとや水を飲んだあと
2.運動や遊んだあと(興奮したあと)
3.寝て起きたあと
トイレをするときのサインはこちらです。
1.部屋の中の床など匂いをかぎまわる
2.匂いをかぎながらクルクルまわる
3.ソワソワして落ち着かなくなる
ワンちゃんを観察していると、タイミングやサインはすぐにわかるようになります。



クルクル回ったり、ソワソワしたらオシッコのサインだよ。
これらを見逃さずに、すぐにトイレに連れていくようにしましょう。
- ごはんを食べ終わったら、ケージに入れてトイレをさせる
- 寝て起きたあとは排泄をしやすいので、トイレをしたか確認をする
- 部屋の中で匂いをかぎ始めたりクルクルしたら、ケージへ入れる
最初はこのように飼い主がコントロールをすることで、少しずつトイレをおぼえていきます。
何度も繰り返しているうちに、排泄をしたくなったら自分でトイレにいくようになってきますよ。
トイレをするときの合図を教える
犬のトイレのしつけをするときは、排泄を促すための合図を教えます。
合図を決めることで、飼い主が排泄のコントロールをできるのです。
合図はなんでも大丈夫ですが、短くわかりやすいものに決めましょう。
「シー」
「ワンツー・ワンツー」
「トイレ・トイレ」
こういった短い言葉が、犬にとっておぼえやすいのでおすすめです。



合図は家族みんなで統一してくださいね。
バラバラだと、犬も迷ってしまいますよ。
最初は、排泄中に決まった合図をかけるようにします。
- トイレに連れて行ったタイミングで合図をいう
- 散歩中にもトイレをする時は合図をいう
これを繰り返すことで、合図を聞くと排泄をするようになります。
犬のトイレのサインでケージに入れたら、必ず合図をかけるようにしてください。
合図で排泄ができるようになると、トイレのしつけも簡単ですよ。



ワンツーワンツー。



オシッコがしたくなる。
お留守番の前や一緒のお出かけの時も、トイレをさせたいタイミングでできるので、粗相の心配をしなくてすみます。
合図を教えることは、犬も飼い主も快適に過ごすことができるようになるのです。
トイレができたらたくさん褒める
ワンちゃんにとって一番嬉しいことは、飼い主のあなたに褒められることです。
トイレを失敗させないためにも、ちゃんとできたら思い切り褒めて遊ばせます。
犬は褒められると喜んで、ちゃんとトイレをするようになりますよ。
しつけで褒めるときは、タイミングがとても大切です。
トイレで排泄ができたら、すぐに褒めるようにしてくださいね。
後からトイレシートにしていることをみつけて褒めても、どうして褒められているのか犬にはわかりません。
犬のトイレはしつけが大切!失敗したらどうするの?


トイレのしつけを3つのステップでお伝えしました。
しつけと同じく、失敗をしたときの飼い主の行動も大切です。
ちゃんとおぼえていたはずなのに、子犬の場合は失敗をすることもあります。
また病気などによって、できなくなってしまう場合もあります。
普段からワンちゃんをよく観察して、いつもと違うと思ったら獣医師などに相談をしてくださいね。
失敗したときに飼い主がしてはいけないこと
いくらしつけを頑張っても、失敗してしまうことは仕方がないことです。
犬がトイレを失敗したときに、飼い主がしてはいけないことがあります。
- トイレ以外でしたときに大声で叱る
- 失敗したのを見つけて大声を出す
- 失敗したときに慌てて近づく
- 大騒ぎをして片付けをする
犬は後から叱っても理解ができませんし、怒られたと思うとトイレを我慢するようになるかもしれません。
我慢しているうちにトイレに行くのを忘れたり、隠れてしてしまうこともあります。
トイレに失敗しても飼い主は無視をして、次は失敗しないように環境を整えてあげてくださいね。



ここはトイレじゃないんだよ。



間違っちゃった?
また犬が排泄をするまでケージから出さないのも、トイレをおぼえない原因になります。
トイレのしつけの基本は、排泄をしたくなったらトイレにいくという繰り返しです。
したくないのにケージに入れても、することはありません。
一度外に出して、サインがあったらケージに戻すようにします。
トイレをおぼえるまでに工夫できること
トイレをなかなかおぼえてくれないと思ったら、オシッコの匂いがついたトイレシートを使ってみましょう。
匂いによってトイレと認識しやすくなり、自分で排泄がしたくなったら行くようになります。
トイレシート=排泄をする場所とおぼえるまで、匂いがついたままにしてあげてくださいね。
また失敗をした場所は、消臭スプレーなどで匂いが残らないようにすることも肝心です。
匂いが残っているところがたくさんあると、どこがトイレかわからなくなって失敗の原因になります。
トイレのしつけに不安を感じたら
飼い主の頑張りだけでは、犬がおぼえてくれないことがあるのがしつけの難しいところです。
それはトイレのしつけだけではありませんが、トイレは特に飼い主のストレスになりますよね。
家中が排泄物の匂いでいっぱいになったり、汚れた後片付けも大変です。
そうなってしまうとせっかくの犬との暮らしが、なんだか楽しくありません。



私もモモのトイレのしつけの時、すぐにできると思っていたのに
なかなかできなくて本当に大変でした。
家族として迎えたワンちゃんとの長い生活を考えると、トイレのしつけはとても大切なこと。
一度おぼえるとちゃんとできる様になりますので、自分でできないと思ったら専門家に相談をするのも一つの手です。
実は犬のしつけが難しいと思われた方には、ぜひお試しいただきたい方法があります。
私が実際に体験したしつけを詳しく書いた記事がコチラ!ぜひご覧ください。


犬のトイレはしつけが大切!簡単にできる3つのステップのまとめ
今回の記事では、犬のトイレのしつけについてお伝えしました。
トイレの問題は犬だけではなく、飼い主にとってもとてもストレスになる問題です。
今回の記事でわかったこと
- トイレシーツを覚えさせることで、留守番・旅行・災害・介護のときに助かる。
- トイレのしつけに必要な期間は、長くて1カ月。
- 犬がトイレを覚える3つのステップとは「サイン・合図・褒める」
- 覚えたトイレを失敗したときは平常心が大切だが、病気の場合もあるため気を付ける。
ワンちゃんとの快適な生活のためにも、トイレのしつけはしっかりとしましょう。
簡単しつけの3つのステップはこちらです。
- トイレのタイミングとサインを知る
- トイレをする時の合図を作る
- トイレができたらたくさん褒める
基本は犬の様子をよく観察をし、トイレに連れていく、ちゃんとできたら褒めてあげることです。
それでも粗相をしてしまう、なかなかトイレをおぼえてくれない場合もあります。
そんな時は、専門家の力を借りることも考えましょう。
ワンちゃんとの素敵な楽しい毎日のために。
\ しつけのことなら /
最後までお読みいただき、ありがとうございました!