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犬のトイレはしつけが大切!簡単にできるようになる3つのステップ

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あなたがきちんとワンちゃんにトイレを教えてあげないと、勝手にしたいところで犬は排泄してしまいます

仕事でクタクタになって帰宅したら、あちこちにされた排泄物の掃除をする羽目になりかねません。

毎日掃除に追われ、楽しいはずのワンちゃんとの生活が苦痛になってしまうかもしれませんよ。

また粗相がひどいと排泄臭が床や壁に染みこんで室内が常に臭ったり、水分が吸収されフローリングのつなぎ目などが反ってしまったりするんです。

中澤

「引っ越しするのが怖いです。原状回復にいくらかかるのか考えたら恐ろしい……。」なんて、おっしゃっていたお客様がいらっしゃいました。

ワンちゃんがトイレを覚えてくれないと、あなたに大きなストレスがかかってきます

ここまで読んでワンちゃんにトイレのしつけがちゃんとできるか不安になったあなた、安心してください。

しつけのポイントを理解すれば、犬にトイレを覚えてもらうのは簡単ですよ。

本記事ではワンちゃんと快適に暮らすために、大切なトイレのしつけについてお話ししますね。

今回の記事でわかること

  • 室内でトイレをするメリット
  • トイレのしつけに必要な期間と準備
  • トイレのしつけのステップ3つを紹介
  • 犬がトイレに失敗したときの対処法
目次

犬のトイレを室内でするメリット

昔は外で飼われている犬も多く、トイレのしつけを必要としない家庭も多かったことでしょう。

しかし、現代では室内犬も増えていますし、以前よりもお散歩のマナーがより厳しくなりました。

散歩中にオシッコをしたあとに水をかける人が増えたのも、ここ10~20年ほどです。

また「室内で犬の排泄を済まよう」と呼びかける自治体も増えてきていますよね。

犬のトイレに関する常識も、変わっていくと思われます。

今は犬を外に連れ出して排泄させているというあなたも、トイレのしつけをするメリットを知って今後のワンちゃんとの生活を見直してみてくださいね。

天気の悪い日や長時間の留守番も安心

犬のトイレが散歩中のみということは、とても大変です。

  • 天気が悪くても必ず外に出る必要がある
  • 犬が病気やケガでも連れ出さないといけない
  • 飼い主さんの体調が悪くても散歩へ行く必要がある
  • 飼い主さんが長時間にわたって外出する時は、犬は我慢をしないといけない

このように、ワンちゃんも飼い主さんも不便な生活になってしまいます。

室内でトイレシートに排泄ができるようになると、膀胱炎など病気になる心配をしないで済むのでお留守番も安心できますよ。

あなたとワンちゃんが快適に過ごすためにも、トイレのしつけはとても大切なのです。

ドッグカフェや旅行などで困らない

ワンちゃんとの生活では、一緒にお出かけするのも楽しみのひとつですよね。

おしゃれなドッグカフェや家族での旅行など、犬と一緒にいける場所も増えています。

トイレのしつけができていなければ、ワンちゃんはしたいところで排泄してしまい、施設の利用規約によってはクリーニング代を別途請求されたり、弁償したりするはめになります

中澤

安心して楽しむためにも、トイレのしつけをちゃんとしておきましょう。

また万が一、災害などで被災し避難所へ避難することになったときもトイレのしつけができていることは、とても重要です。

災害時では水や物が十分にない可能性があります。

粗相した場所をきれいに掃除できず、衛生面でも問題になります。

トイレのしつけができていれば、ワンちゃんと飼い主さんだけの問題ではなく、一緒の空間に避難しているまわりの人に迷惑をかけることもありませんよ。

いつかくる老いのために

最初は実感がないと思いますが、飼い主さんもワンちゃんも年月とともに必ず老いていきます。

老犬になるとオシッコが我慢できなくなり、1日の排泄の回数が増えるものです。

成犬のうちは朝晩2回の排泄で問題なかったとしても、老いれば1日数回、外へ連れ出す必要がでてきます

その時にトイレシートで排泄ができたら、ワンちゃんも快適で飼い主さんの負担も減ります。

また飼い主さんが老いて、毎日の散歩が難しくなっていく場合もあるでしょう。

そんな時も室内でトイレがきちんとできたら、心配がなくなりますね。

犬のトイレのしつけに必要な期間と準備

トイレのしつけは簡単にできる犬と、なかなかできない犬がいます。

人もそうですが、犬も覚えが早い子もいますし、遅い子もいるものです。

またタイミングやコツなどを飼い主さんが熟知しているかでも、犬の覚える速さは変わります。

すんなりとワンちゃんにトイレを覚えてもらうために、まずは始めるタイミング準備するものについて解説します。

トイレのしつけを始めるタイミングと理由

トイレのしつけは、いつから始めるのがいいのでしょうか?

答えは「家にワンちゃんを迎えたとき」からです。

家の中のいろいろなところで排泄してしまうと、臭いがついて後からしつけが大変になります。

犬はオシッコの臭いがするところがトイレだと思って、同じ場所で繰り返し排泄をしてしまうのです。

そのため、ワンちゃんが家に来たら、まずはトイレのしつけを行います。

なかには、しつけを始めてから2〜3日で覚える犬もいますね。

犬の性格や環境によっても、期間は変わります。

しつけ期間は、長くても1ヶ月くらいを目安にしておきましょう。

トイレは子犬のときのしつけが大切ですが、成犬でも遅いということはありません

しつけの仕方は基本的には子犬と同じです。

中澤

飼い主さんが根気強く行うことで、できるようになりますよ。

しかし、なかなかうまくいかないときは、早めに専門家に相談することをおすすめします。

トイレのしつけで準備するもの

犬に「ここがトイレだよ」と教えるために、最低限準備するものは2つです。

準備するもの
  • トイレトレー
  • トイレシート

それぞれ、いろいろなタイプのものが売られています。

トイレシートを噛むような犬なら、上部が網になっているものがよいでしょう。

犬種やサイズ、雄、雌によっても用意するものが変わります

あなたのワンちゃんに合わせて選んでくださいね。

トイレシートについて詳しくは、今後記事にしますのでしばらくお待ちください。

トイレを失敗しない環境づくり

犬のトイレのしつけで大切なことは、失敗しないようにすることです。

そのための環境を整えてあげてあげましょう。

まずはケージでトイレのしつけを行い、ちゃんと覚えたら本格的なトイレの場所を決めます。

最初にワンちゃんを迎えたら、ケージの中にトイレを準備をします。

犬は本来きれい好きな生き物で寝床が汚れることを嫌うため、ケージの中には寝床とトイレをちゃんと区別してあげてください。

また犬がケージの中は安心な場所と思うことで、トイレがしやすくなります。

ケージ内でトイレができるようになったら、室内でトイレを設置しましょう。

家の中でどこをトイレにするかは、飼い主さんにとっても重要なことですよね。

犬が排泄をするときは無防備な状態になりますので、トイレの場所によっては粗相の原因になります。

適した場所は、以下のような場所です。

トイレに適した場所
  • 部屋の隅
  • 浴室近くや洗面所など
中澤

ワンちゃんが落ち着いて安心できる場所を、家の中で選んであげてくださいね。

また犬は草の上など、柔らかいところで排泄をしたくなります

トイレを覚えるまでは、部屋の中に柔らかいクッションやマットなどは置かないようにしましょう。

犬のトイレのしつけが簡単にできるようになる3つのステップ

初めにお話ししたように犬のトイレのしつけは、ワンちゃんも飼い主さんも快適に過ごすために、とても重要です。

犬がトイレを失敗しないようにするには、飼い主さんがワンちゃんのトイレをコントロールします。

そのための基本的なしつけの流れは、以下の繰り返しです。

  1. トイレに連れて行く
  2. 犬が排泄
  3. ちゃんとできたら褒める

こうして犬の成功体験を増やしていくことで、決まった場所でトイレができるようになります。

最初はこのプロセスを飼い主さんが誘導してあげることで、ワンちゃんは覚えます。

中澤

トイレは一度覚えてしまえば、どんな犬でもちゃんとできるようになりますよ。

最初が肝心なトイレのしつけについて、3つのステップをお伝えしますね。

では、ひとつずつ解説をします。

トイレのタイミングとサインを知る

犬がトイレをするタイミングやサインを知ることが、しつけ成功の鍵ともいえます。

トイレをするタイミングはこちらです。

1.食事のあとや水を飲んだあと
2.運動や遊んだあと(興奮したあと)
3.寝起き

トイレをするときのサインはこちらです。

1.部屋の中の床など匂いをかぎまわる
2.匂いをかぎながらクルクルまわる
3.ソワソワして落ち着かなくなる

ワンちゃんを観察していると、タイミングやサインはすぐにわかるようになります。

中澤

クルクル回ったり、ソワソワしたらオシッコのサインですよ。

タイミングとサインを見逃さずに、すぐにトイレに連れていくようにしましょう。

最初は飼い主さんがトイレに連れて行きコントロールすることで、少しずつトイレを覚えていきます。

何度も繰り返しているうちに、排泄したくなったら自分でトイレにいくようになってきますよ。

トイレをするときの合図を教える

犬のトイレのしつけをするときは排泄を促すための合図を教えると、さらに楽になりますよ。

合図を決めることで、飼い主さんが排泄のコントロールをできるのです。

合図はなんでも大丈夫ですが、短くわかりやすいものに決めましょう。

「シー」

「ワンツー・ワンツー」

「トイレ・トイレ」

こういった短い言葉が、犬にとって覚えやすいのでおすすめです。

中澤

合図は家族みんなで統一してくださいね。
バラバラだと、ワンちゃんも迷ってしまいますよ。

合図をかけるタイミングは、排泄しているときです。

合図を繰り返すことで犬の頭の中では「合図=排泄」と結びつき、合図を聞くと排泄をするようになります。

犬のトイレのサインでケージに入れたら、必ず合図をかけるようにしてください。

中澤

合図で排泄ができるようになると、トイレのしつけも簡単ですよ。

お留守番の前や一緒のお出かけの時も、トイレをさせたいタイミングでできるので、粗相の心配をしなくてすみます。

合図を教えることは、ワンちゃんも飼い主さんも快適に過ごせるようになるのです。

トイレができたらたくさん褒める

ワンちゃんにとって一番嬉しいことは、飼い主さんであるあなたに褒められることです。

トイレを失敗させないためにも、ちゃんとできたら思い切り褒めて遊ばせます

中澤

犬は褒められると、喜んでトイレをちゃんとするようになりますよ。

しつけで褒めるときは、タイミングがとても大切です。

トイレで排泄ができたら、すぐに褒めるようにしてくださいね。

後からトイレシートにしていることをみつけて褒めても、どうして褒められているのか犬には理解できません。

犬のトイレのしつけで失敗したらどうするの?

ちゃんと覚えていたはずなのに、失敗をすることもあります。

トイレのしつけでも、失敗したときの飼い主さんの行動が大切です。

犬がトイレを失敗したときのポイントを解説しますね。

失敗したときに飼い主さんがしてはいけないこと

いくらしつけを頑張っても、失敗してしまうことは仕方がないことです。

犬がトイレを失敗したときに飼い主さんがしてはいけないことが、次の4つです。

  • トイレ以外でしたときに大声で叱る
  • 失敗したのを見つけて大声を出す
  • 失敗したときに慌てて近づく
  • 大騒ぎをして片付けをする

犬は後から叱っても理解ができませんし、怒られたと思うとトイレを我慢するようになるかもしれません。

我慢して膀胱炎になったり、隠れてトイレをしたりするようになります。

中澤

トイレに失敗しても飼い主さんは無視をして、次は失敗しないように環境を整えてあげてくださいね。

トイレを覚えるまでに工夫できること

トイレをなかなか覚えてくれないと思ったら、オシッコの臭いがついたトイレシートを使ってみましょう。

臭いによってトイレと認識しやすくなるので、自分で排泄がしたくなったら行くようになります。

「トイレシート=排泄する場所」と覚えるまで、臭いがついたままにしてあげてくださいね。

また失敗した場所は、消臭スプレーなどで臭いが残らないようにすることも肝心です。

臭いが残っているところがたくさんあると、どこがトイレかわからなくなって失敗の原因になります。

トイレのしつけに不安を感じたら

なかなかワンちゃんの排泄のタイミングが見極められずに、上手くいかない方もいるでしょう。

トイレのしつけは失敗が多いと犬は、「排泄をもよおしたらトイレに行く」という学習が定着しません

自分でできないと思ったら、専門家に相談をするのも一つの手ですよ。

イヌバーシティ

犬のトイレのしつけが簡単にできる3つのステップのまとめ

今回の記事では、犬のトイレのしつけについてお伝えしました。

トイレの問題は犬だけではなく、飼い主さんにとっても、とてもストレスになる大きな問題です。

今回の記事でわかったこと

  • トイレシーツを覚えさせることで、留守番・旅行・災害・介護のときに助かる。
  • トイレのしつけに必要な期間は、長くて1カ月。
  • 犬が簡単にトイレを覚えるステップは「タイミングとサインを知る・合図を教える・褒める」
  • 覚えたトイレを失敗したときは、平常心が大切。

どうしても粗相をしてしまい、なかなか犬がトイレを覚えてくれない場合もあります。

ワンちゃんがトイレに失敗しても、大らかな心で対応しましょう。

決して、叱ったり騒いだりしないでくださいね。

またオシッコの臭いが残らないように、しっかりと掃除しましょう。

どうしてもトイレのしつけが難しいと感じるなら、専門家の力を借りることも大切ですよ。

ワンちゃんとの素敵な楽しい毎日のために。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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