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犬が散歩中に急に止まる理由と対処法を解説|トレーニング方法やNG行動も紹介

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読者様

うちの子、散歩中によく止まってしまうのよね……。どんなふうに対処したらいいんだろう?

読者様

前よりも立ち止まる回数が多くなって散歩に時間がかかるんです。

ワンちゃんがお散歩中に急にお座りをしたり、ひっくり返って進むことを拒絶したりして、困っている飼い主さんも多いと思います。

楽しくワンちゃんとお散歩をしようと出かけても途中で歩かなくなり、毎回抱っこして帰宅する羽目になれば億劫になってしまいますよね。

「誰のためのお散歩なんだろう?」と、疑問がわく飼い主さんもいるでしょう。

お散歩は運動の時間でもあり気分転換にもなるので、行かないとワンちゃんが運動不足から肥満になったり、ストレスが溜まったりして、健康面や精神面に影響が出てしまいます

外の世界の刺激に触れないと社会性も身につかず、臆病な性格になったり攻撃性の高い犬になったりする可能性もあるでしょう。

お散歩中に止まってしまうのは、ワンちゃんなりの理由が必ずあります

ワンちゃんに寄り添い正しく対処していけば、急に止まることも減らせますよ。

この記事では止まる理由や対処法、トレーニング方法とポイント、ついやってしまいがちなNG行動について紹介しています。

ワンちゃんとのお散歩をもっと楽しめるようになりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事でわかること
・犬がお散歩中に急に止まる理由と対処法
・お散歩中に犬が止まらないようにするトレーニングとポイント
・犬がお散歩中に急に止まったときの飼い主さんのNG行動

目次

犬がお散歩中に急に止まる理由と対処法

嫌がる犬

お散歩中に犬が急に立ち止まり座り込んだり、飼い主さんのリードの誘導に抵抗し歩くことを拒否したりするのはなぜでしょう?

ワンちゃんなりの理由がいくつかあり、大まかには身体的な理由や精神的なことが考えられます。

中には健康面に関わるサインが隠れていて、動物病院を診てもらう必要がある場合もあります。

お散歩中に止まる理由を知ることで、ワンちゃんの異変に早く気付き対処できますよ

飼い主さんが解決できることもあれば、病院を受診する必要も出てきますので、まずは理由を探りましょう。

犬がお散歩中に急に止まる理由について、次の5つを解説しますね。

お散歩中に急に止まる理由
  • 何かにおびえている
  • 首輪やハーネスに違和感がある
  • においを嗅ぎたい
  • 疲れて動けない
  • ケガや病気の可能性がある

対処法も解説してますので、参考にしてくださいね。

何かにおびえている

お散歩に慣れていないと外の音や見慣れないものに対して恐怖を感じ、怖くてなかなか一歩が踏み出せないでいる可能性があります。

過去に車の音にびっくりしたなど、嫌な記憶を思い出して前に進めないこともあります。

特にシャイな性格の犬に、よく見られる反応ですね。

ワンちゃんが口周りをなめる、あくびをする、体を後ろ脚で掻くなどの行動が見られたら、緊張しているサインです。

おびえる必要がないことを教えてあげましょう。

おびえている対象に近づいても、気にならないようにする対処法を紹介しますね。

何かにおびえているときの対処法
  • 何におびえているのか、よく観察する
  • 無理に近づかないで、犬が立ち止まったところで犬が自ら動くのを待つ
  • 怖くないと犬が理解できるまで気長に待つ
  • 1度でクリアしようとせず、何日もかけて行う

恐怖を克服するには時間がかかります。

焦らずじっくりと時間をかけて、おびえる対象に慣れさせてくださいね。

首輪やハーネスに違和感がある

子犬のときは首輪やハーネスに慣れていないと、違和感から歩くのをやめてしまうことがあります。

また成長と共にサイズが合わなくなり、窮屈に感じて歩きにくいと感じていることも考えられます。

成犬でも首輪やハーネスを買い替えたばかりだと、いつもの着け心地と異なり違和感を感じているのかもしれません。

私たちも新調した靴を履くときは、違和感を感じるものですよね。

次にあげる対処法を行い、ワンちゃんの首輪やハーネスに対する違和感を減らしてあげましょう。

首輪やハーネスに違和感があるときの対処法
  • 好きな遊びをしているときに装着し、自然に慣れさせる
  • 新しいグッズは自宅でつけて慣れさせる時間を設ける
  • 犬の体のサイズに合わせたグッズを使用する

首輪やハーネスをつけて、いきなりお散歩へ出かけるのではなく、まずは室内でつけて慣れる時間をつくってあげてくださいね。

においを嗅ぎたい

犬の嗅覚は人間よりも優れており敏感です。

鼻の中にあるにおいを感じとるセンサーのようなものが、人では約300個で、犬では3倍以上の約1000個ほどあるといわれています。

お散歩中に道端のにおいを嗅ぐことで性別や若い犬か高齢の犬かなど、さまざまな情報を収集をしています

においを嗅ぐことは犬とって重要なことなので、嗅ぐ行為を奪いすぎないようにしましょう。

ワンちゃんがにおいを嗅いでばかりで進まないときの対処法を、以下にまとめました。

においを嗅いでばかりのときの対処法
  • 名前を呼んだり、「おいで」と声をかけたりして注意をそらす
  • 電柱や植込みなど、犬がにおいを嗅いでいる場所と犬の間に割り込み中断させる
  • においを嗅いでいいスポットを決めておき、思う存分嗅ぐ時間を作る

忙しいときは、ワンちゃんのペースに合わせられないこともあるでしょう。

ある程度においを嗅がせたら、声をかけたり間に入ったりして、嗅ぐのをやめさせるとよいですよ。

ワンちゃんも飼い主さんも、ストレスがかからないお散歩をしてくださいね。

疲れて動けない

ワンちゃんが歩きすぎて疲れてしまい、休んでいるのかもしれません。

いつもより長距離を歩いたり、ドックランなどで走り回ったりすれば、疲れて動けなくなってしまうのはワンちゃんも同じです。

また加齢により筋力が低下することで疲れやすくなり、お散歩中に急に止まることが多くなります。

疲れて動かなくなることが増えたと感じるなら、以下のことに気をつけてくださいね。

疲れたときの対処法
  • 犬の体力や年齢、犬種をふまえてお散歩時間を考える

ワンちゃんも体を動かすのが好きな子や苦手な子、体力がある子やあまりない子など個々によって異なります。

疲れ具合を見て、ワンちゃんに無理をさせない範囲でお散歩しましょう

ケガや病気の可能性がある

昨日までは元気だったのに急に止まるようになったなど極端な変化がある場合は何らかのケガや病気の可能性があります。

激しく走り回ったあとで歩くのを嫌がるようになったなら、捻挫や靭帯を損傷したのかもしれません。

止まる以外にも、歩く速度が遅くなったり歩き方がぎこちなくなったり、段差を嫌がるなど、他の異変も出ていませんか。

また夏の暑い時間帯にお散歩すると、肉球をやけどしたり熱中症になったりすることもあります。

地面からの照り返しを犬は受けやすいことと、人間と異なり犬はあまり汗をかかないので体内に熱がこもりやすく、犬は熱中症にもなりやすいです。

ケガや病気を防ぐために、次にあげる対処法を実践してみてくださいね。

ケガや病気を防ぐための対処法
  • 夏は犬用の靴を履かせたり、暑くない時間帯にお散歩させたりする
  • 激しくパンティング(舌を出して小刻みに呼吸)をしているときは日陰で休ませ、水を飲ませる。
  • マンホールは地面よりも熱を帯びているので避ける
  • 道路に落ちている物に、すぐ気づけるように見通しのよい道を歩く
  • 異変を感じたら動物病院に連れて行く

ワンちゃんは言葉では訴えられないため、ケガや病気のサインにいち早く気づけるよう日頃からよくワンちゃんを観察しましょう。

犬が散歩中に止まらないようにするトレーニングとポイント

次にトレーニング方法と、おさえておくとよいポイントを紹介します。

お散歩中はもちろん、日常にもトレーニングを取り入れ、快適なお散歩ができるようにしましょう。

決めた誉め言葉を使う

褒め言葉はその都度違うとワンちゃんが混乱する可能性があるため、褒め言葉は決めて一貫して使い続けましょう

「いい子」「good」など、短くてわかりやすい言葉にしてくださいね。

犬は長い言葉を理解しにくく、短い言葉のほうが反応しやすいからです。

日常的に決めた褒め言葉を使い、言った後におやつをあげることを繰り返します。

褒められたら嬉しいという感情が、ワンちゃんに沸き上がるように教えてあげましょう。

ただしおやつの与えすぎには注意が必要です。

おやつ欲しさにお散歩に行くようになったり、おやつがもらえないと動かなくなったりしてしまいます。

初めは毎回おやつをあげ、だんだんとおやつをあげる回数を減らしてくださいね。

恐怖の対象に慣れさせる

恐怖の対象を避けていると、ワンちゃんが学ぶ機会を奪うことになります。

恐怖の対象を克服できないと、警戒心が強まったり臆病な性格になったりしやすいです

不安や恐怖心を解いてあげましょう。

以下のものが、恐怖の対象になりやすいですね。

犬の恐怖の対象になりやすいもの

・車やバイクの音、救急車のサイレン
・雨や強風、雷の音
・人の多い場所
・他の犬に吠えられた体験
・子供の声や追いかけられた体験

聴覚が優れている犬は、大きな音に恐怖心を抱くことが多いです。

またシャイな性格の犬は、急な動きにも怖がりやすい傾向があります。

次の手順でトレーニングを行い、恐怖心を解いてあげてくださいね。

恐怖の対象に慣れさせるトレーニング
  • 恐怖の対象がなにかをしっかりと知る
  • 恐怖の対象からワンちゃんがいつもの状態でいられる距離に立つ
  • 「まて」など指示を出して、恐怖の対象をワンちゃんが気にしないでいられたら褒める
  • 恐怖の対象と少し距離を縮めて❸を行う
  • ❸と❹を繰り返す

恐怖心はすぐに解けるものではありません。

焦らずゆっくりとトレーニングを行い、少しずつ慣れさせましょう。

アイコンタクトをとる

ワンちゃんが恐れや不安があって止まったときや、においを嗅ぎたくて止まったときに、アイコンタクトは有効です。

アイコンタクトができるとワンちゃんは飼い主さんに集中するので、気をそらすことができますよ。

ぜひチャレンジしてくださいね。

トレーニングの手順は、次のとおりです。

アイコンタクトのトレーニング
  • 犬の名前を呼びながら、犬の目線が飼い主さんの目線と合うところに、おやつを持った手を合わせる
  • 犬が飼い主さんの目を見たら、褒めてからおやつをあげる
  • 飼い主さんの目を確実に見るようになったら、おやつを手の中に隠した状態で❶~❷を行う
  • ❸を繰り返し、おやつをあげる回数を徐々に減らしていく

最終的にはおやつを持っていなくても、呼んだらアイコンタクトができるようにします。

はじめは屋内の静かな環境で行い、できるようになったら公園など刺激の多い場所で練習しましょう。

おやつが常に見える状態で行ったり、おやつを毎回あげたりすると、おやつを持っていないとやらなくなるので、気をつけてくださいね。

自宅でシミュレーションする

子犬や保護犬を迎え入れたばかりでお散歩に慣れていない場合は、まずは自宅で歩く練習をするとよいですよ。

首輪やハーネスに違和感を感じてなかなか歩き出さないのなら、ハーネスを着けたまま室内で過ごさせて慣れさせるところからはじめましょう。

次の手順で首輪やハーネスに慣れさせてくださいね。

自宅でシミュレーションする方法
  • 首輪やハーネスを装着し、犬の体に合っているかを確認する
  • 装着した状態で家の中を歩いたり遊んだりする

首輪やハーネスはきついと嫌がりやすく、ハーネスの場合は形状にもよりますが緩いと抜けることがありますので気をつけてください。

ワンちゃんと首輪もしくはハーネスの隙間に、指2本入るくらいが適切です。

お散歩中に急に止まったときの飼い主さんのNG行動

実は飼い主さんが咄嗟にやってしまい、ワンちゃんがさらに止まる状況をつくりだしている場合があります

やっていないかチェックしてみてくださいね。

つい飼い主さんがやってしまいがちなNG行動は、次の4つがあります。

  • 抱っこしてしまう
  • リードを無理やり引っ張る
  • 恐怖の対象に無理やり近づけたり、逆に遠ざける
  • イライラする

順番に詳しく確認していきましょう。

抱っこしてしまう

お散歩中に歩かなくなったからといって、抱っこをしていませんか。

恐怖心があり立ち止まっているときに抱っこしてしまうと、ワンちゃんは怖いと感じるものへ対応ができなくなってしまいます。

克服できる機会を奪ってしまうので、ワンちゃんのためになりません。

またワンちゃんが疲れたからといって抱っこをすれば、歩くのが嫌になったら飼い主さんが抱っこしてくれると学習してしまいます

抱っこしてもらえるまで、その場から動かなくなる可能性もあります。

ケガや病気が疑われる場合は速やかに抱いて動物病院へ行く必要がありますが、それ以外のときには歩くまで気長に待ちましょう

リードを無理やり引っ張る

歩かないからといって無理やりリードを引っ張ると、お散歩に対してネガティブなイメージを持つようになります。

首に負担がかかることで、ヘルニアの原因になることもあります

またリードを強く引っ張ると、ワンちゃんは本能で飼い主さんと反対の方向へ体重をかけ抵抗するので逆効果です。

ワンちゃんが自然に歩きだすまで待ってあげたり、声をかけて歩くことを優しく促したりしてあげましょう

恐怖の対象に無理やり近づけたり、逆に遠ざける

恐怖の対象に慣れさせる必要がありますが、だからといって無理やり近づけないようにしてくださいね。

いきなり近づけてしまうと、ワンちゃんもパニックになってしまかもしれません。

ワンちゃんの反応を確認しながら、ワンちゃんのペースで克服していきましょう

逆に遠ざけることもワンちゃんの学習の機会を奪ってしまうため、「恐怖の対象に慣れさせるトレーニング」で紹介した方法でゆっくりと慣れさせてください。

イライラする

飼い主さんのイライラした気持ちは、ワンちゃんに伝わり不安を与えます

さらに感情的に怒ってしまうと、ワンちゃんは飼い主さんに対して恐怖を感じ、信頼関係に悪い影響が出てしまうでしょう。

なかなかお散歩が進まなくてイライラしても、感情的に怒ることはしないでくださいね。

なぜ立ち止まってしまうのかよく観察して、ワンちゃんが抱えている理由を理解し対処してあげましょう。

犬がお散歩中に止まる理由を知って楽しくお散歩しましょう!

犬がお散歩中に急に止まる理由と対処法、トレーニング方法やNG行動について解説しました。

順番におさらいしながら確認していきましょう。

犬が止まる5つ理由と対処法は、次のとおりです。

理由 対処法
何かにおびえているおびえている理由を突き止め、気長に待つ
1度でクリアしようとせず、何日もかけて行う
首輪やハーネスに違和感がある子犬のうちから短時間でも首輪やハーネスをつけて慣れさせる
新しいグッズは自宅でつけて慣れさせる時間を設ける
犬の体のサイズに合わせたグッズを使用する
においを嗅ぎたい名前を呼んだりコマンドを使ったりして、犬の気をそらす
においを嗅いでいる場所と犬の間に割り込み中断させる
嗅いでよい場所を決めて嗅がせる
疲れて動けないお散歩時間は犬の体力や年齢、犬種に合わせる
ケガや病気の可能性がある夏場はこまめな水分摂取をする
夏はマンホールを避け、暑くない時間帯に行く
見通しのよいところを歩く
異変を感じたら動物病院に連れて行く

ワンちゃんがなぜ止まるのか理由を探り、それぞれに合った対処をしてくださいね。

犬が止まるときのトレーニング方法とポイントは、次の4つでした。

決めた褒め言葉を使う

  • 褒め言葉は統一する
  • 褒め言葉は短くてわかりやすいものにする(「いい子」「good」など)

恐怖の対象に慣れさせる

  • ワンちゃんが平常心でいられる距離から、恐怖の対象に徐々に近づけて慣れさせる

アイコンタクトをとる

  • おやつを使って飼い主さんと目を合わせるようにする
  • おやつを手の中に隠し持ち、さらに目を合わせる練習をする
  • おやつをあげる回数を減らす
  • 最終的におやつを持っていないくても目を合わせられるようにする

自宅でシミュレーションする

  • 室内で首輪やハーネスをつけて慣れさせる

ワンちゃんの学習能力は個々で異なりますので、トレーニングは焦らず一歩一歩やり続けてくださいね。

またおやつをあげるときは、あげ過ぎないように気をつけましょう。

お散歩中の飼い主さんのNG行動は、次の4つを紹介しました。

NG行動適切な対応
抱っこしてしまう歩き出すまで気長に待つ
リードを無理やり引っ張る首に負担がかかるため無理に引っ張らずに待つ
恐怖の対象に無理やり近づけたり、逆に遠ざける段階を踏んで犬のペースで恐怖の対象に近づける
イライラする怒らずに犬が歩かない理由を知り適切に対処する

お散歩中にワンちゃんが急に止まっても、よく観察して寄り添ってあげてくださいね

お伝えした対処法やトレーニングを行っても、すぐに改善するとは限りません。

特に恐怖心や不安を取り除くことは時間がかかりますので、ワンちゃんのペースで気長にトレーニングを続けてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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