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オス犬のマーキングをやめさせるには?しつけの必要性と改善方法を徹底解説

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読者様

うちの子はオス犬だから、マーキングばかりするのかしら?それとも普通のことなの?

家の中であちらこちらにマーキングされると、ニオイが気になりますし、衛生面にでも不安になりますよね。

仕事から帰宅して疲れているところで排泄の掃除をしなくてはならない状況に、げんなりする方も多いのではないでしょうか。

またお散歩中に、ところ構わずマーキングばかりさせていたら注意を受けて、嫌な思いをした経験をお持ちの方もいるかもしれませんね。

ワンちゃんのマーキングが多いと「またなんか言われてしまうかも……。」と心配から億劫になり、お散歩の減少につながりかねません。

犬のお散歩に苦手意識をもたないようするためには、しつけが必要になります。

しつけをしてマーキングを減らせれば、衛生面の心配もトラブルの不安も減り、ワンちゃんと快適な生活を送れるようになりますよ。

本記事では、オス犬のマーキングの意味とその原因、しつけ方とポイントについて解説します。

気兼ねなくワンちゃんとのお散歩を楽しめるようになりたいとお考えの飼い主さんは、ぜひお読みください。

この記事でわかること

  • マーキングの意味
  • オス犬のマーキングのしつけの必要性
  • オス犬のマーキングの原因
  • オス犬のマーキングのしつけ方
  • オス犬のマーキングのしつけポイント
目次

オス犬のマーキングへのしつけの必要性

マーキングとは少量のおしっこをして、ニオイをつける行為のことをいいます。

犬がお散歩中や家の中でマーキングする理由は、おおまかに以下の2つの理由があります。

  • 自分のニオイを拡散し自己主張や安心を得るため
  • 情報交換のため

犬のおしっこには性別や大きさなど、多くの情報が含まれています。

お散歩中にマーキングすることで、他の犬に対して挨拶の代わりとしたり、自分の存在を強く主張したりしているわけです。

家の中でマーキングする理由は安心したい気持ちの表れで、要因としては犬の心の中に不安や恐れが潜んでいます。

オス犬のマーキングは犬の習性であり心理的な要因もあるので、放っておくとあちらこちらで行うため、しつけや対策が必要です。

しかし犬がするがままにマーキングさせ、しつけや対策をしないと、どのような事態になるのでしょうか。

ここでは以下のオス犬のマーキングのしつけが必要な理由について、解説します。

  • 公共の場でのトラブル回避のため
  • 快適な健康生活を送るため

公共の場でのトラブル回避のため

公共の場は多くの人が利用したり、他の犬がお散歩をしたりしますので、迷惑をかけないような配慮やマナーが必要です。

トラブルになりやすい場所として、以下のようなことがあげられます。

  • 玄関先
  • 店先
  • 植木鉢など私物

トラブルを回避するためにはワンちゃんがしたいようにマーキングさせるのではなく、飼い主さんがワンちゃんを導けるようにしつけをする必要があるでしょう。

快適な生活を送るため

マーキングを家の中のそこらじゅうで行えば、おしっこのニオイが残り不衛生な環境になりかねません。

またおしっこをした場所に水分が含まれるため、家具の化粧板が剥がれたり、フローリングのつなぎ目が浮いてしまったりなど見栄えも悪くなります。

気持ち良く過ごすためには、トイレトレーニングなどのしつけが必要です。

オス犬のマーキングの原因

オス犬のマーキングの原因は、心の問題や環境の問題などさまざまです。

原因を見極めずにしつけや対策を行うと、改善は見込めません。

まずは原因を探る必要がありますので、ここでは原因についてそれぞれ解説します。

主な原因は、次の3つがあげられます。

  • ホルモンバランスが関係している
  • 自己主張や縄張りを主張している
  • ストレスや恐怖心による行動

ワンちゃんに当てはまる原因を探ってみてくださいね。

ホルモンバランスが関係している

ホルモンのバランスによって、マーキングをしやすくなることがあります

相手を求めて、自分の存在をアピールするためです。

約生後6〜8カ月位からマーキングをするようになると言われおり、特にオスはメスに比べて、その傾向が強くなります。

自己主張や縄張りを主張している

オス犬はマーキングすることで、他の犬に自分の縄張りだと主張しています。

自分は体も大きく強いんだとアピールするために、足を上げてなるべく高い位置にニオイをつけます。

性格的に我が強い犬が、主張のためのマーキングをする傾向がありますね。

ストレスや恐怖心による行動

心身的な理由でマーキングすることもあります。

  • 強く怒られた
  • 怖い体験をした
  • 環境が大きく変わった

不安な気持ちや恐怖心を解消し、安心したいための行動です。

特に引っ越しや家族が増えたことによって自分の居場所がないと犬が感じると、室内でのマーキングが増える傾向があります。

ナーバスな性格の犬がしやすいので過度なストレスがかかってないか、接し方や環境への配慮をしてあげてくださいね。

オス犬のマーキングのしつけ方

マーキングが多いのは飼い主さんが困っているだけでなく、ワンちゃんもストレスや恐怖心、不安を抱いているのかもしれません。

ワンちゃんのためにも、飼い主さんがしつけを行い安心させてあげましょう。

オス犬のマーキングのしつけ方として、次の2つについて解説します。

  • お散歩やスキンシップの時間などを見直す
  • 自由にさせ過ぎないようにする

お散歩やスキンシップの時間などを見直す

不安やストレスからマーキングをしているなら、ワンちゃんとのコミュニケーションが足りていないのかもしれません。

コミュニケーションが不足しているときには、以下の行動がみられます。

  • 過剰に吠えるようになった
  • いたずらしてくる
  • 攻撃してくる
  • 食欲不振

お散歩の時間や回数、お散歩コースワンちゃんとの遊びやスキンシップの時間をしっかり取れているか、見直してみましょう。

仕事などで忙しいときもあると思いますが、コミュニケーションを取ってワンちゃんを安心させてあげてくださいね。

自由にさせ過ぎないようにする

マーキングをする犬に全く制限をしないでいると、あちらこちらにマーキングをしてしまいます。

家の中ではトイレトレーニングをするとともにサークルなどを使って、ワンちゃんの行動範囲を決めるとよいでしょう。

特に不安や恐れからマーキングをするワンちゃんでしたら、自分のスペースを与えられたことで安心感が得られマーキングが減少します。

お散歩中ではあちこちとワンちゃんの自由にニオイを嗅がせずに、マーキングしやすい場所にも近づけないようにしましょう

以下にあげる場所には、注意してください。

  • 壁や塀など
  • 電柱
  • 木やポールなど

お散歩中にワンちゃんがマーキングをしそうになったら、軽くリードを引きその場から立ち去りましょう

繰り返し行い、「ここはしてはいけない場所なんだ」ということを教えてあげてくださいね。

オス犬のマーキングのしつけポイント

ワンちゃんとのより良い生活を送るためには、しつけは欠かせません。

ストレスや恐怖心がマーキングの原因ならワンちゃんは苦しんでいますので、なおさら放ってはおけませんよね。

オス犬のマーキングのしつけを成功させるためには、ポイントをおさえながら行うことです。

マーキングのしつけのポイントは、次の4つがあります。

  • 去勢手術をする
  • 叱らない
  • 丁寧に掃除する
  • トイレの環境を改善する

上手くいくポイントをおさえて、飼い主さんもワンちゃんもストレスフリーを目指しましょう。

去勢手術をする

オス犬はテストステロンと呼ばれるホルモンが作られるので、そのホルモンのバランスにより発情したりマーキングをしたりします。

去勢手術はそのホルモンをおさえることができるので、マーキングを減少させると言われています

その他にも、一部の病気を予防できたり、性格がおだやかになるなどメリットがあります。

ワンちゃんにとって大事なことですので、飼い主さんがしっかりと検討してあげてくださいね。

叱らない

思わぬところでマーキングをされると、つい声を荒げたくなりますよね。

マーキングは本能的な行動ですので、して良いこと悪いことという認識がないため、叱っても伝わりません。

せっかく築き上げた信頼関係が悪化してしまう可能性があるため、叱らないでくださいね。

叱るのではなくトイレが上手にできたり、マーキングしてはいけない場所を覚えられたりしたら、たくさん褒めてあげましょう

諦めずにしつけを続けることで、マーキングの減少につながりますよ。

丁寧に掃除する

一度マーキングをした場所にはおしっこのニオイが残るので、繰り返しマーキングをしやすいです

お散歩時には、おしっこを洗い流す水を持ち歩き、マーキングをしたときには水で綺麗に洗い流すようにしましょう。

家の中ではマーキングした場所をきれいに掃除し、しっかりと消臭する必要があります。

掃除のポイントは、以下の4つです。

  • 洗濯できるものは洗濯する
  • マーキング箇所のふき取り、洗い流し
  • 消臭スプレーで消臭する
  • 殺菌消毒

丁寧に掃除をして、マーキングを防いでくださいね。

トイレの環境を改善する

トイレが落ち着いてできない、そわそわしている様子が見られる場合にはトイレの環境を改善しましょう。

改善のポイントは以下の通りです。

トイレの場所寝る場所から遠いところに配置する 
例:部屋の隅、洗面台など人気のない静かなところ
トイレサークル使用も◎
トイレのサイズ成長を見込んで、大きいものを選ぶ
トイレの種類足をあげてマーキングできるL字トレーを活用する
トイレシートは吸水力が高いものを選ぶ

犬は本能として休む場所を汚したくないと考えるため、トイレは寝床から離した方がよいです。

また部屋の入り口付近など人がよく通る場所は、落ち着いて排泄ができず嫌がる傾向があります。

マーキングをする犬用のトイレトレーやトイレシートも販売されていますので、必要に応じて活用してくださいね。

しつけでマーキングを減らし、快適な生活を送れるようにしましょう

マーキングをするオス犬に、なぜしつけが必要なのか、マーキングの原因やしつけ方について解説しました。

オス犬のマーキングへのしつけの必要性は、以下のとおりです。

  • 公共の場でのトラブル回避のため
  • 快適な健康生活を送るため
  • 主従関係の悪化を防ぐため

トラブルになる可能性や衛生面の心配などをなくし、飼い主さんとワンちゃんが安心して生活を送るために、しつけは必要です。

適切なしつけや対策を行うために、オス犬のマーキングの原因を理解する必要があります

原因は以下の3つでした。

  • ホルモンバランスが関係している
  • 自己主張や縄張りを主張している
  • ストレスや恐怖心による行動

ストレスなど心身的な原因もあります。

ワンちゃんの様子をよく確認して、マーキングの原因を探りましょう。

しつけ方は次の2つです。

  • お散歩やスキンシップを見直す
  • 自由にさせ過ぎないようにする

飼い主さんが優しくワンちゃんをコントロールしてくださいね。

上手くしつけるポイントは、以下のとおりです。

  • 去勢手術をする
  • 叱らない
  • 丁寧に掃除する
  • トイレの環境を改善する

ワンちゃんと飼い主さんの快適な生活が送れるように、ポイントをおさえて根気強く向き合ってくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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