
こんにちは!のりことマロです。
今日は、犬の無駄吠えのしつけ方についてお伝えします。
飼っているワンちゃんの問題行動の中でも、飼い主さんを特に悩ませるもののトップ3に入るであろう「無駄吠え」。
犬が吠えることは自然なことですが、度が過ぎるとご近所にも迷惑ですよね。
犬の無駄吠えによるストレスと周囲の人への申し訳なさで、飼い主側の精神的負担は、はかり知れません。
何を隠そう、私も初めて飼ったシェルティーのモモの無駄吠えには、本当に泣かされました。
本記事では、あなたが昔の私のように無駄吠えに悩み泣かされないように、犬が吠える理由に合わせたしつけ方についてお話していきます。
今回の記事でわかること
- 無駄吠えをやめさせるための3つのステップ
- 無駄吠えの種類と考えられる原因
- 無駄吠えの原因にあわせた対処法
犬には吠える理由がある?しつけで無駄吠えをやめさせる方法


あなたはワンちゃんが吠えるのをやめさせたい時に、どんな行動を取っていますか?
ワンちゃんが吠えるたびに叱ってる?
落ち着かせようと撫でたり、外に連れ出したりしてる?
実は、その行動が無駄吠えに拍車をかけているかもしれません。
無駄吠えをやめさせ、犬も人間も快適に過ごせるように3つのステップをお伝えします。
無駄吠えをやめさせるための3つのステップ
無駄吠えをやめさせるには、3つのステップが必要です。
それが、こちら。
- 無駄吠えの種類を知る
- ワンちゃんを観察し、無駄吠えの原因を探る
- 原因に合わせた対応をする
1.無駄吠えの種類を知る
世の中のほとんどの事には、理由があって結果がありますよね。
無駄吠えも同じです。
犬が吠える原因を知らなければ、対処はできません。
そして原因を知るには、まずは無駄吠えの種類を知りましょう。
2.ワンちゃんを観察し、無駄吠えの原因を探る
無駄吠えの種類を知れば、ワンちゃんが吠える原因が見えやすくなります。
どんなタイミングで吠えだすのか、今まで考えていた原因以外にもきっかけが見つかるかもしれません。
ワンちゃんとの関係をやり直すのに遅いことはありません。
しっかりと観察し、次のステップに進みましょう。
3.原因に合わせた対応をする
原因が見えたら、環境を整えたり対応を変えたり、様々な対処ができます。
厳しいことをお伝えすると、しつけに失敗したのですから「しつけの基本」を学びなおす必要があります。
犬だって人間と同じようにそれぞれ個性があり、1匹として同じ子はいません。
その子の個性に合わせて、対応できるように時にはプロの手も借りましょう。
次からは、さらに詳しく無駄吠えの種類からお伝えします。
犬には吠える理由がある!?無駄吠えの種類を知ろう


犬の無駄吠えに対するしつけは、これだけやっていれば大丈夫という単純な物ではありません。



そんな魔法のような方法があったら、あなたや過去の私も悩む必要はありませんよね。
ここでは、飼い主が知っておきたい前提と無駄吠えの種類をお伝えします。
先程お伝えした、犬の無駄吠えをやめさせるための3つのステップの1つ目です。
無駄吠えをしつける前に知っておきたいこと
まず、無駄吠えをしつける前に知っておいて欲しいことがあります。
それは、犬が吠えるのは自然なことだということです。
遠い昔から仲間とのコミュニケーションや身を守るため、犬たちは吠えてきました。
「何を当たり前のことを」と思われるかもしれません。
ですが、無駄吠えに悩みだすと吠えること自体が悪いことのように感じられ、あなたを追い詰めてしまうことがあるんです。
なので、吠えることは自然なことで悪いことではないことは覚えておいてくださいね。
そして、何度もお伝えしていますが、私たち飼い主にとっては無駄吠えに感じても犬自身には吠える理由があります。



この吠える理由を飼い主が理解し、ワンちゃんに吠える必要がないことを伝えることが重要です。
無駄吠えの種類と原因
犬が吠える原因は、千差万別様々なものがあります。
しかも、たった一つが原因なのではなく、いくつかの原因が合わさっていることも少なくありません。
ここでは、無駄吠えの悩みの中でも特に多い
これら3つに関して、詳しく解説していきます。
警戒吠え
インターホンや来客、外を通る人や車、物音などに吠えることが多いというワンちゃんは、警戒吠えの可能性が高いです。
この警戒吠えの原因は、過剰な縄張り意識にあります。
犬には、なわばり意識がありますよね。
ワンちゃんは、自分のなわばりに現れた得体のしれない侵入者を追い払おうという正当な理由を持って吠えているんです。
しかも、家の外を通るだけの人や車、宅配便の配達員さんなどは、すぐに家の周りからいなくなりますよね。
この人間にとっては当たり前の光景も犬にとっては、自分が吠えたことにより侵入者が家(なわばり)からいなくなったという成功体験になるんです。
この過剰な縄張り意識からくる無駄吠えは主従関係が上手く築けず犬側が群れのリーダーになっている場合があります。



この場合、自分が1番偉いのですから自分のなわばりに侵入者が現れれば、自分が追い払わなくてはと懸命に吠えるのも納得がいきますよね。
また、次にご紹介する要求吠え(おやつや散歩の催促といった自分の希望を叶えようとするもの)も、自分が1番偉いと思っている場合があります。
ただ気を付けたいのが、来客に吠えている場合でも警戒しているのではなく喜び興奮している場合もあるということです。
この違いは、吠え方や態度などを観察し見極める必要があります。
要求吠え
先ほどもお伝えしましたが、犬が吠えるのはコミュニケーションを取るためでもあります。
例えば、飼い主に伝えたいことがある場合。
または、おやつやご飯が欲しい、外に出たい、飼い主の注目を引きたいなど自分の希望を叶えるために吠えることが多い場合は要求吠えと言えるでしょう。
「吠え始めたから外に出して気分転換させてあげよう」
「人間が食べると自分も食べたくなるよね。少しだけおやつをあげようかな」
「子どもをあやすように、撫でてあげよう」
このような飼い主が良かれと思ってした行動が、ワンちゃんに間違った認識を与えて増長させてしまうんです。
「吠えたら外に出られた!」
「吠えたらおやつをもらえた!」
「吠えたら撫でてもらえた!」
犬側からしてみると、このように吠えると良いことがあると覚えてしまうんです。



うちもそうでした。
モモにメロメロな夫と娘が欲しがるたびにおやつを与えて、気がついたころには手遅れの吠えまくりになっていたんです。
ただ、以前はなかったのに最近になって、要求吠えが増えてきたなと感じている方は要注意です。
身体の痛みを訴えている可能性もあるので、ワンちゃんの様子をよく観察し、かかりつけの獣医さんに相談してみて下さいね。
恐怖・不安吠え
1匹でのお留守番中に吠え通しだったり、夜泣きをしたり、飼い主の姿が見えなくなると吠えだすことはありませんか?
これは、分離不安症という犬が飼い主さんに依存するあまり、姿が見えないと心の安定が取れなくなる精神的な病気を抱えている可能性が高いです。



最近、増えてきているんだって。
飼い主さんがいないと不安になるだけではなく、飼い主さん以外の全てのものが恐怖の対象になり、警戒吠えや自分に注目させようという要求吠えも併発し、無駄吠えがどんどん増えていく場合があります。
もちろん、ワンちゃんの生まれ持った気質もあります。
しかし、現在の飼育環境や社会性が養われる生後5か月ごろまでの環境によって、社会化不足の状態になり陥るケースも多いんです。
この状態がワンちゃんに良いはずがありませんよね。
この症状に覚えがあるという場合は、ワンちゃんとの向き合い方を見直す必要があります。
その他
最初にお伝えした通り、上記の3つの他にも無駄吠えには様々な原因があります。
例えば、性格はそれぞれ違いますが、もともとの犬種が吠えやすい性質を持っている場合(犬種特性)通常のしつけでは吠えを抑えにくいということはあります。
また、普段は無駄吠えをすることはないに興奮状態になった時に吠えるのがやめられない(興奮吠え)というものもあり、こういった感情によるものは犬種特性と関わっている場合も多いです。
そして、現代人は忙しくて長時間、飼い犬と向き合うことが難しいという方もいらっしゃいますよね。
その場合、運動量や刺激が普段から足りていない子などは吠えることに面白みを見出し、ストレス解消として吠えている可能性もあります。
このようにワンちゃんの性格、育成・生活環境により様々な原因が考えられるのが無駄吠えです。
また多頭飼いの場合は、これらの原因に加えて1匹が吠えだすと、残りの犬たちも後に続く同調吠えが起き、悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
この場合は、どういった場面でどの子が最初に吠えだすのかという観察と1匹1匹の訓練が必要になり、かなりの忍耐が必要です。
最後に少しだけ、加齢による無駄吠えにも触れておきたいと思います。
これは、年齢を重ねることによって認知症や痴ほうを患い、しつけを忘れてしまう場合に起きます。
脳の萎縮によるものでから、新たにしつけなおすのではなく吠えないように環境を整えたりサポートすることがメインでの課題です。
一言に無駄吠えと言っても、様々な原因があることは、おわかり頂けましたか?
様々な場面で吠えているワンちゃんは、いくつもの原因が合わさっている場合もあります。
まずは、しっかりとワンちゃんの様子を観察してください。
そして、その子にあったしつけや対応をして人間も犬もストレスなく過ごせる快適な生活を目指していきましょうね。
無駄吠えの原因にあわせた対処法


ここまで無駄吠えの種類と原因について、お話してきました。
あなたのワンちゃんに当てはまるものは、ありましたか?
ここからは、無駄吠えの原因に合わせた対処法として、3点ご紹介していきます。
その前に1点だけ、あなたに伝えなくてはいけないことがあります。
無駄吠えの原因に関係なく共通していることは、吠えている犬に対して「やめなさい」と大声で叱らないことです。
人間が吠えることに対して叱っているつもりでも、犬側から見ると「吠えることに同調してくれた!」と映ってしまいます。
吠えさせない工夫と無駄吠え防止グッズを活用
警戒吠えの中でも、来客や外を通る人影などに対して吠えてしまう場合は、吠える対象から気がそらせるような状態にしてあげましょう。
- レースのカーテンなどをひき、外が見えないようにする
- ケージの中に入れ上から布をかけるなどの目隠しをして来客を見えなくする
- 名前を呼び飼い主に注目させ、吠えることをやめられたら褒める
要求吠えの場合は、要求に答えないようにするのが大切です。
- 吠えだしたら、今はその時間ではないと伝え反応しない
- ごはんの要求など決まった時間に吠えだす場合は、吠える前に与える
警戒吠えに加えて、恐怖吠えにも見られるお散歩中にすれ違う人や車、他の犬に吠えてしまう場合は環境が影響している可能性もあります。
- 声掛けやおやつを与えるなどして注意を飼い主側に向けさせる
- お散歩コースを変える
普段のお散歩コースが道幅が狭かったり、交通量が多かったりする場所を通っている場合は、ワンちゃんがすれ違う車や自転車、人に対して恐怖を感じているのかもしれません。
こういった場合は、交通量の少ないゆったり歩けるコースに変えると落ち着く場合があります。
しつけ途中でも、このような吠えさせない工夫をすることで、無駄吠えを減らすことができるんです。


犬との向き合い方を変える
あなたは既に無駄吠えの原因には、飼い主と犬との関係が正しく築かれていないことが多いということに気がついているのではないでしょうか。
飼い主と犬の関係が乱れには、下記のような種類があります。
- 主従関係の乱れ(犬が一番偉い状態)
- 社会性が育っていない(飼い主以外のすべてが怖い状態)
- 間違ったコミュニケーションを取っている(吠えると良いことがあると思わせている状態)
このような関係を長期的に取っていた場合は、かなり根気のいるしつけが必要です。
主従関係の乱れを治すには、しつけの基本から始めて下さい。
ワンちゃんが所属する群れのリーダーとなり、ワンちゃんからの信頼を得ることで本来の主従関係を取り戻すことができます。
社会性が育っていない場合は、ワンちゃんの世界を少しずつ広げてあげてください。
外の世界には様々な物があることを、散歩をしながら教えてあげましょう。
犬同士の触れ合いもとても大切です。
また、少しずつ飼い主が視界に入らない時間を作っていきましょう。
こうした訓練をすることで、飼い主以外のものを受け入れていくことができます。
間違ったコミュニケーションを取っていたと気がついたら、今日を限りにやめましょう。
ワンちゃんは、あなたの対応の違いに戸惑うかもしれません。
しかし、あなたが心を強く持ち、正しいコミュニケーションを取ることでワンちゃんの意識も変わっていきます。
プロに頼る
吠えない工夫やグッズを使ったり、本を読んでしつけの基本に立ち戻ったり、できるだけのことはしたけど改善できないという場合。
そんな時は、ぜひプロに頼ってください。
これ以上、あなたとワンちゃんのストレスと負担を増やさない為にも必要な事ではないでしょうか。



私もモモの時にしつけの本を読んで色々しましたが、自分たちの力ではどうにもできずプロの力を借りました。
しつけのプロといえば、しつけ教室ですよね。
- 自宅まで出張してくれる訪問型のしつけ教室
- 一頭一頭に向き合う個人レッスン
- 複数の犬たちとのグループレッスン
しつけ教室にも様々なスタイルがあります。
モモに選んだのは、訪問型しつけ教室とグループレッスンです。
私もトレーナーさんから学び、モモをコントロールできるように頑張りました。
するとモモは、見違えるように問題行動を起こさなくなっていきました。
それまでノイローゼになるほど悩んでいたしつけの問題が解決し、私たち家族は心穏やかに過ごすことができたんです。
ただ、やはり費用はかなり掛かりました。



費用は数十万単位でした。
しかも、トレーナーさんから教えてもらったことを家族に共有するのに苦労した記憶があります。
また、当時は必死だったので気にしてはいられなかったのですが、しつけ教室やトレーナーさんが来る時間に合わせて動かなくてはいけないのも大変でした。
このような人間側の事情の他にワンちゃん自身に関わる注意点もあります。
それは、教室やトレーナーのしつけスタイルとあなた自身のしつけスタイルが合うかどうかです。
しつけ教室には、褒めて伸ばすところや厳しくしつけるところなど様々なスタイルがあります。
しつけ教室に通っている間だけではなく、卒業した後もしつけを続けるのは、あなた自身です。
もし、通っている教室のしつけ方は自分では続けられないと感じられた場合は、別の教室を検討してみて下さいね。
このようにプロに頼ることは、メリットも大きいですが注意点やデメリットもあるのが悩みどころですよね。
もし現在、しつけ教室が家のそばにないという方やしつけ教室が合わなかったという方。
または、プロに頼りたいけど費用や決まった時間に動くのが大変という方、しつけ教室以外でプロに頼れる場があるとしたらいかがでしょうか?



実は、モモの次に飼ったこの柴犬・マロの時は、しつけ教室以外のプロに頼ったんです。
そのしつけ教室以外に頼れるプロとは、イヌバ―シティです。
これは、動画を参考にするしつけ教材なんですが、とってもわかりやすいんです。
私は、同じく柴犬を飼っているイヌ友に教えてもらいました。
しつけの動画教材というと、身近なところで購入できるしつけ本やDVDと何が違うんだろうと思われるかもしれませんね。
イヌバ―シティは、長年犬の訓練士として活動されているしほ先生が考案されました。
- 飼い主自身でワンちゃんの問題行動を解決できる
- ワンちゃんに痛みを与えない
- やればやるほどワンちゃんとの絆が深まる
このようなコンセプトで、ワンちゃんとの幸せな生活を送るサポートをしてくださっています。
しつけ本やDVDとの大きな違いは、ただただ与えられる情報を見るだけの一方通行ではないことです。
イヌバ―シティには、しつけの実践中に浮かんだ疑問に答えてくれる場があるのが本当に助かるんです。
もちろん、先程のコンセプトをもとに作られた動画もとてもわかりやすいんですよ。
しかも動画は、スマホでも見られるので家族としつけの意識を共有するのも難しくありませんでした。
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\ 愛犬の問題行動の理由は○○ /
【犬には吠える理由がある!?】しつけで無駄吠えをやめさせる方法まとめ
今回は、無駄吠えについてお伝えしてきました。
今回の記事でわかったこと
- 無駄吠えをやめさせるための3つのステップ
- 無駄吠えの種類と考えられる原因
- 無駄吠えの原因にあわせた対処法
- しつけ教室以外のしつけのプロならイヌバ―シティがおすすめ
無駄吠えをやめさせる3つのステップとは、以下の3点でしたね。
- 無駄吠えの種類を知る
- ワンちゃんを観察し、無駄吠えの原因を探る
- 原因に合わせた対応をする
無駄吠えをやめさせるのは、簡単な事ではありません。
あなたとワンちゃんの関係を見つめなおし、しつけの基本に立ち返る必要がある場合もあります。
どうしても難しい場合は、あなたとワンちゃんのストレスや負担を軽くするためにもプロに頼ることも大切です。
しつけ教室やトレーナーのお陰で問題行動がおさまった子は沢山います。
ですが、費用や時間の拘束、教室との相性といったデメリットもありますよね。
そんな時におすすめなのが、しつけ教室以外のプロに頼ることです。
イヌバ―シティは、あなた自身でワンちゃんの問題行動を解決できるように考案されました。
巷に売っている本やDVDとは違い、しつけ中に浮かんだ疑問に答えてくれる場もあります。



しつけが難しいと言われている柴犬の雄・マロもイヌバ―シティを参考にすることで、私自身でしつけることができました。
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あなたとワンちゃんが心穏やかに幸せに暮らせますように。
\ ワンちゃんが愛しい存在になる! /
最後までお読みいただきありがとうございました。